「不眠障害」のことかんがえよう!

薬物療法

顔を覆う男性

不安障害は、病気のひとつです。存在しない理由で不安を感じたり、それが高じてパニックにつながってしまったり、強迫性障害やうつ病に発展してしまう病気なのです。
というわけで、もちろんそれは治療しなければなりません。治療できる病気でもあります。風邪を治療することが出来るように、骨折を治療することが出来るように、不安障害を治療することが出来るのです。
病院へ行き、適切な治療を受ければ、不安に苛まれていた日々は昨日までのこと。明日からはまた穏やかで静かな日々を迎えることが出来るようになります。

風邪を引いた人が風邪薬を飲むように、不安障害に悩んでいる人のための薬が存在しています。薬物療法によって、不安障害を治療することが出来るというわけなのです。
その名も「抗不安剤」という名で呼ばれている薬があります。
この薬の役割は、脳の働きに干渉すること。GABAと呼ばれている脳内物質に作用します。GABAは、人の脳が物事に反応しすぎるのを抑える働きがあります。不安障害に掛かっている人は、このGABAの働きが小さくなっているので、薬によって再び活発にさせるようにするのです。
抗不安剤によって活発に作用するようになったGABAのおかげで、何かが起きても余計な不安を感じることなく、落ち着いて過ごすことが出来るようになります。
そうやって徐々に、不安のない状態に身体を慣らしていって、回復に向かっていくのです。

物事をあまり神経質に考え過ぎないように、脳が過敏に感じてしまうのを抑える働きを持っているGABAをはじめとして、人の脳内にはさまざまな脳内物質と呼ばれるものがあります。
脳内をめぐり、人が感じる感覚や、脳の発する指令を神経系に伝達する役割を持つ物質です。不安障害やパニック障害、強迫性障害のような病気は、これらの脳内物質が不調をきたしたことで起きるものであるという説があり、その不調をもとに戻すことで、病気を回復させることが出来るというのが医学の考え方です。
そこで使われているのが抗不安剤であり、SSRIと呼ばれる薬です。SSRIは、「選択的セロトニン再取り込み阻害薬」という少々長たらしい名前を持っている薬ですが、セロトニンと呼ばれる脳内物質の不調を元に戻す役割があります。

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